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自閉症児童は黄色が苦手?逆に緑が好き!色彩の刺激にも配慮が必要!

time 2017/01/10

自閉症児童は黄色が苦手?逆に緑が好き!色彩の刺激にも配慮が必要!

自閉症スペクトラム障害(ASD)児童は、様々なものからの刺激にさらされています。その中で生活しているので、なかなか自分をコントロールすることも苦手です。そしてこだわりも強いので、周りとの対人関係も結びにくいという特徴があります。そんな自閉症スペクトラム障害において、色の刺激による実験から苦手な色と好きな色が判明してきました。今回は自閉症スペクトラム障害児童の環境設定において、配慮すべき色の話をしたいと思います。

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■自閉症スペクトラム障害(ASD)とは

発達障害の一種で脳に何らかの機能障害があるため、発達に遅れが出たりアンバランスが生じたりする状態です。「コミュニケーションがとりにくい」「落ち着きが無い」「言葉や知能の遅れがある」などの症状がでるため、まわりの大人からは“ちょっと育てにくいな”と感じる事があります。ただ、このような事は1歳から3歳児ごろまでよく見られますので、乳幼児期の診断は難しく、親と小児神経科医などの専門家が協力して発達を見守る事が大切になって来ます。我が子が発達障害と診断されたら、戸惑いも多いと思います。確かに根本的な治療法はありませんが、周囲の指導や関わり方次第で、その子らしさや能力、興味を活かしながら、社会に上手く適応して生活をすることも出来ます。その為にも早くから専門家の指導を受ける事が大切です。

■具体的な特徴

主な特徴としては、人と関わろうとしない、空気が読めないなど人付き合いが苦手です。言葉の発達の遅れの他、会話のやりとりが出来ない、相手の表情を読み取れない、相手の気持ちを理解出来ないなど、コミュニケーションが上手く取れません。また強いこだわりがあることもあり、自分なりのルールが崩れるとパニックを起こしてしまうことがあります。自閉症スペクトラムの中には、自閉症で知的発達の遅れを伴わない“高機能自閉症”“アスペルガー症候群”などがあります。これらは、知能が高い傾向があり、自閉症の症状も比較的軽いため気付きにくいということがあります。ですが、人間関係が上手く築けなかったり、自分の意志を強引に通そうとする、こだわりや自分のルールを崩せないなどの行動が将来にわたって残ります。そのため学校生活でつまづいてから発見されたり、大人になってから診断されるケースもあります。

■環境設定での配慮の方法

このような特徴を持っているASDとの子達に対しては様々な配慮が必要になります。特に感覚が過敏なため特定の音や光、肌触りなどさまざまなものに敏感であったり、逆に鈍感な場合もあります。食感も敏感な事も多く特定の物がしか食べないということもあります。今回ご紹介するのはその中でも色による刺激への配慮の必要性です。自閉症スペクトラムの子どもは、色にも敏感な傾向があります。その中でも特に黄色が苦手という結果が今回、京都大学の正高教授とレンヌ第一大学のマリン・グランドジョージ氏らのグループの研究から明らかになりました。さらにASD児童は緑色や茶色を好むということもわかりました。黄色が苦手というのは、黄色は色の中でも輝度が高く、生理的に刺激が強い色であると言う事で、ASD児童にとっては刺激が強く、黄色への日常的な感覚疲労を起こすので好感度が下がるという事でした。そのため逆に刺激の穏やかな緑と茶を好むという結果でした。

そのため、自閉症スペクトラムの児童の環境を設定する場合、例えば部屋に黄色のものをおかないなどの配慮が効果的であると考えられます。逆に落ちつく色の緑や茶色のものを多くおくと、刺激が和らぎ行動が落ちつきやすいということです。

■生活の妨げになっている刺激をいかに減らせるか

もちろん生活で刺激を受けているのは色だけではありません。ただ、今回の研究結果からもわかるように、自閉症スペクトラムの特徴を見ても刺激に過敏ということが多いので、それらをいかにして減らして行く事が出来るか?という考え方が非常に重要です。日常生活において、パニックになりやすい原因を見て行くと、どのような物やどのような場面が刺激が強いのかということが見えてくると思います。なので、刺激されている物を見つけ出し取り除いてあげる、これだけでも大きな変化が見られるはずです。まずは色において、なるべく黄色のものではなく緑色の物を部屋に取り入れるということをやってみてはどうでしょうか?

■自閉症スペクトラムと付き合って行く

最初に上述させて頂いた通りで、自閉症スペクトラム障害は根本的な治療法はありません。知能が高くてもこだわりの強さや人との関わり方など苦手な部分があります。そしてこういった特徴と長く付き合って行く必要があります。大事な事は、症状を和らげる環境を作ってあげる事や適切な医療のサポートや指導を受けて少しずつ改善を目指して行く事です。すぐに大きな変化というのは難しいかもしれませんが、その子にとっていい環境を整えてあげれば、少しずつお子さんも成長して行くはずです。

私はこのブログではずっと環境が子どもに与える影響は大きいということでお話させてもらっています。そういった意味でも環境を整えてあげることが、自閉症スペクトラム障害のお子さんにおいても当てはまるはずです。ですので、日々の生活の中で、環境設定の配慮を考えてあげて欲しいと思います。少しでもあなたの助けになれば幸いです。

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子育て相談コンサルタント

じゃめこ

じゃめこ

ブロガーのじゃめこと申します。子ども教育の選択肢にお越し頂き誠にありがとうございます。当ブログでは、子ども教育の選択肢ということで、変化の激しい時代において必須になってくるであろう様々な子育て情報を提供させて頂いています。あなたの悩みの解決の一助になればと思っております。 [詳細]