ノーベル文学賞受賞者が発表されましたね。
受賞者は音楽でも有名な“ボブディラン氏”
日本の村上春樹さんもまた注目されていましたが
今回も受賞はなりませんでした。
次こそはぜひとってもらいたいですね。
今回はこのノーベル文学賞を受賞されたボブディランさんの子どもの頃について
少し調べてみました。
ノーベル文学賞をとる方の幼少期
実際どんな子だったのか?
ちょっと見てみましょう。
■大きな影響を受けた祖母の存在
ボブディランは幼少期の頃から、祖父母の影響を強く受けていた様子。
自伝等では、父や母の話が出て来ていますが
あまり詳細なことはかたられていません。
父はロックフェラーが作った“スタンダードオイル社経理担当”だったみたいですね。
スタンダードオイル社と言えば、本当に大きな会社でしたので
生活もその頃はそこまで苦労をしていた様子は無い様です。
父は「人生は辛く厳しいもの」
という考えの人だったようですが
スタンダードオイル社で働く様になってからは、現実主義者となり
ディラン氏とはあまり話題も共通のことが無く、話も噛み合なくなって行った様子。
そんな父との関係もあり、ディラン氏のよりどころとなったのが、祖母の存在でした。
ディラン氏は祖母の話の中で
「イン ア ターキッシュ タウン(トルコの町で)」
この歌を祖母が歌っていたのが今でも耳に残っていると話す程、鮮明に残っている様子。
このような祖母が歌っていた歌の中に、ディラン氏は祖母の多難の人生の軌跡を感じて
幼少期を過ごされた様ですね。
■列車の走る音と教会の鐘の音が心をいやしてくれた
列車に関しては、ディラン氏は幼少期から動くものが好きだったので
列車を見るのも好きでした。
列車が遠くへ行く際の走り去る音が心が落ち着き心地よかったと話しています。
祖母の家に行くとよくあちらこちらから、列車の音が聞こえて来たのも
記憶に残っている様ですね。
■幼少期の多感な頃に触れたものの影響の大きさ
ディラン氏の幼少期は祖母の影響が大きいということは
本人の話からも分かります。
そして、その様子をひもとくと
やはり人生の機微に多感な幼少期に触れることはとても影響の大きいことなんだと
改めて感じます。
実際、家庭環境が子どもに与える影響は非常に大きいです。
その家庭環境の中で、ディラン氏は祖母の大きな愛情と
そしてこれまでの人生の機微に触れるものとして
祖母の歌 イン ア ターキッシュタウン という歌から
様々な物を受け取っていたんでしょうね。
その時に感じたこと、それが彼の根本に合って
その感じたことを彼の感性で作り出した作品の数々が
今回のノーベル文学賞受賞に繋がっていると強く感じましたね。
最後に私の好きなディランの言葉ですが、ご紹介します。
「僕にとって未来とは、既に過去のことなんだ」
これには、自身がなりたい姿あるいは有りたい姿をイメージして
既にその自分を実現していると思い込むことを意味していると私は考えています。
だからこそ、理想の自分はもはや実現したもの
過去の物
だからこそ、ディランは多くの困難にも負けずに成功してきたのだと
私は感じています。
■まとめ
いかがでしたか?
ノーベル文学賞受賞ということで
再度注目されているボブディラン氏
彼の紡ぎだす作品が
何故人々の心に響くのか?
今回私も少し彼の過去に触れてみて、垣間見えたような気がしました。
もう75歳になられる頃だと思いますが
ぜひこれからも現役で活躍してもらいたいですね。