通信制高校なら留年を避けられる!
皆と同じ年に卒業できる!
これってお子さんにとっては非常に大切なことだと思います。
もし今自分の子どもが不登校でお悩みというあなた
今回はそんなあなたに向けて、留年がほぼ確実になっても留年しなくて済む
そんな通信制高校の具体的な仕組みについてお話します
■高校卒業資格を得る条件
高校卒業の条件3つ
①3年間の在籍機関(転入した場合は、前籍校の在籍機関も含む)
②必履修科目も含めて74単位以上の単位の取得
③3年間で30時間以上の特別活動への参加(特別活動=行事、ホームルームなど)
この3つの中で一番大事なことは②です。
単位を取得することが一番重要です。
在籍機関は自然とカウントされますし、特別活動も行事あるいは、ホームルームなどで
カバー出来ます。
なので、一番重要なのが単位修得ということになります。
■通信制高校の学習の仕組み
では、重要な単位修得をどのようにして行うか?
やることは基本的に3つだけです。
①スクーリング
②レポート
③テスト
この3つをクリアして、単位修得を目指すのが通信制高校です
様々な特色は有りますが、大枠は通信制高校はこの流れで動いて行きます。
①については、スクーリング=通常の授業
つまり学校に行って授業に出ること=スクーリング
ということです。
②はレポートと呼ばれる、問題集の穴あき問題をイメージしてもらえればと思いますが、
その問題を解いて行きます。そしてこれを提出します。
③テストについては、上記の①、②をクリアすれば受けられるものになります。
では①、②をクリアする条件についてもう少し詳しくお伝えします。
①のスクーリング、②のレポートはそれぞれ教科によって授業に出る回数、そして枚数
が決まっています。
例えば
科目 英語 スクーリング 14回 レポート 15枚
見たいな感じでそれぞれの回数、枚数が決まっています。
この回数と枚数を決まった期限までにクリアすること
これがテストを受験するための条件になります。
そしてテストに合格すると、単位をゲット出来るという訳です。
ここで、再度単位ということが出て来ましたが
単位というのは
先ほどの英語で言うと
例
科目 英語 4単位 スクーリング 14回 レポート 15枚
という風に決まっていますので
英語のテストに合格すると4単位がゲット出来るという訳ですね。
この4単位などを、積み上げて行った74単位の修得を目指すのが通信制高校になります。
■不登校で1年生の場合
高校1年生で不登校になってしまった場合
基本的にどの時期4月〜翌年3月
この時期に転入した方がいいというものはありません。
全日制高校の場合、1年間で単位取得となるのが一般的です。
ですので、実際に1年生のどのタイミングで転入をしても
基本的に取得単位は0単位となります。
0単位で実際にあと2年あるいは2年ちょっとで卒業出来るのか?
これは“Yes”です。(実際に説明会で確認は絶対に必要です。➡資料請求をしてから絶対に説明会に行きましょう。)
多くの通信制高校の場合、
たとえ1年生で0単位であったとしても
二年間で74単位まで修得出来る可能性が高いです。
※この部分に関しては、学校ごとで異なるところも多々あるので、絶対に資料請求して
ご自身での確認が必要です。
■不登校で2年生の場合
2年生での転入の場合は
すでに1年生で単位を修得していると思われますので
必ず単位を何単位とっているか、確認をしてから説明会へ参加することを
お勧めします。
単位数を把握しておくことで、説明会でより具体的な今後のプランを
提案してもらえるので、ぜひ確認をしてください。
2年生になると、転入の時期が非常に人によって
異なって来ます。
単位数により、入学時期に余裕が有る方、もしくは夏休みまで絶対に入学を決めない
卒業が伸びてしまう子もいるので注意が必要です。
ただ、1年生で20〜30単位程度取得されている方は、
それほど慌てなくてもいいと思います。
具体的には2年生の夏休み明けからの入学でも
何とか卒業をめざせる可能性はあると思います。
■不登校で3年生の場合
3年生の方は
取得単位数は確実に確認した上で
早急に相談に行ってもらった方が良いです。
単位数によって、早急に対応する必要があるので
在籍している学校へ前もって伝えておく必要があります。
そうすることで、学校書類の用意もスムーズになると思います。
■全学年への注意事項
もし、今退学してしまったいる子がいたら
かならず今すぐに資料請求をして説明会へ参加してください
なぜかというと
退学の場合一ヶ月ほどで、在籍期間がつなげなくなってしまう可能性が大きく
卒業が伸びてしまう可能性が高いからです。
ですので、もし退学をしている子は早急に
そして退学を考えていた子は
落ち着いて転入学を検討しましょう。
■自分にあった通信制高校を見つける方法と具体的なステップは?
自分にあった通信制高校を見つけるには
まずは資料請求
これは数多く有る通信制高校に一斉に資料請求を書けられるので
まずはそれを行いましょう、
一つ一つ探すのは非常に大変です。
そして、通信制高校はあまり知らない
という方が多いので、まずは大量の情報が必要です。
次に、説明会への参加です。
資料請求をした後、おそらく電話がけで電話がくることもあります。
ですので、それぞれの対応を比較検討してから説明会へ参加をおすすめします。
説明会は、ぜひ平日に参加してもらって授業の雰囲気が分かる方が良いでしょう。
実際の授業を見ておくことは非常に大切ですし
平日であれば、生徒も多いと思うので雰囲気も存分に感じれると思います。
■まとめ
いかがでしたか?
この夏休みをきっかけに不登校の子はさらに学校にいけなくなるのでは?
という不安強い方もおられると思います。
そんなあなたもまずは資料請求
そして説明会へぜひ参加してみてください。
それぞれの学校の良さや悪さ
それぞれを比較して、お子様にあった環境をぜひ検討してみてください。
通信制高校は、様々な事情で学校に行けない生徒の一筋の希望だと思っています。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。