高校選択において
一般的に知られているもの
それが全日制高校ですよね。
それ以外となると
定時制、通信制と出てきますよね。
ただ、この二つは全日制と比べていったい、何が違うのか?
あまり知られていないと思います。
今回はこの全日制、定時制、通信制、について解説していきますね。
■学校のスタイルの上で大事な学年制?単位制?
学年制とは ➡ 年間での履修単位(勉強する教科)
を全て修得(単位認定)する必要がある。
全て認定(合格)しないと留年なる。
単位制とは ➡ 単位制では、学年という概念(考え方)はなく
自分で学習する教科、科目を選び時間割も自分で
決めて行く事が可能。単位の引き継ぎ(転入や編入の場合)
が可能。
この二つの制度を基にして
以下の学校スタイルがある。
■全日制高校とは
全日制高校 ➡ 午前8時半〜16時前後 学習時間6時間確保されている学校
修業年限 ➡ 3年
学年制を採用(※単位制も無い訳ではないが少ない)
費用 公立10万程 私立 学校によるが50〜100万程
■定時制高校とは
定時制高校 ➡ 特別な時間帯に授業が行われている高校
主な時間帯 17:30〜21:00 4時間の学習時間を確保が一般的
他にも朝、昼、夜でそれぞれ時間を設けている三部制
四部制、昼夜間定時制 など形はいろいろな所がある。
修業年限 ➡ 3年以上(一日4時間だと4年かかるところが多いので4年が一般的)
学年制を採用(単位制を採用している高校も存在する)
費用 公立だと10万円程 私立 初年度50〜100万円程
■通信制高校とは
通信制高校 ➡ 通信による教育を行っている高校
スクーリング(授業に出る)+ レポート(穴埋めプリントみたいな物)
による学習が一般的
修業年限 ➡ 3年以上
単位制を採用 ➡ 学年制を併設(コースなどで)している高校も多い
費用 ➡ 年間30万〜60万程
■通信制高校にはさらに種類がある!?
①通信制高等学校
②通信制サポート校
③技能連携校
この3つから選択していくことが必要。
① ➡ ここだけに通うだけで高校卒業資格取得が可能
② ➡ サポート校はあくまで卒業のサポートを行うため
ここだけでは高校卒業資格取得は不可
③ ➡ 技能連携校も高等専修学校になるため
ここだけでは高校卒業資格取得は不可
②、③については同時に通信制高校への入学が必要になる。
つまり学費が二つの学校で必要になる。
単純に学費が2倍になる。
通信制高校を選ぶ際に注意する事は、この仕組みを理解しておくことが
重要になる。
さらに通信制高校は他の高校よりも
自由度が高いので、様々なコースや
専門的なもの(漫画やビューティーなど)
も学べるところがある。
このような様々な種類の中から
しっかりと基準を持って選択することが大事である。
■まとめ
今回は高校の選択肢ということで
大きく学年制、単位制の説明
その上で、全日制、定時制、通信制があることをお伝えした。
今後はさらに自由度の高い高校が出てくるとも考えられる。
その最たる例がN高校である。
角川が手がける通信制高校だが
新しい取り組みである。
通信制高校については、今後もさらに深堀して
ご紹介してきますね。
今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。