あなたは帰国子女の受け入れの高校を知っていますか?
もちろんいろんな高校が受け入れを行っています。
ただ、日本の教育スタイルは基本
「全員一緒」
なわけですよね。
だからこそ、個別学習が難しい
ここに、帰国子女の子が入ると
戸惑いますよね。
つまり、日本の教育と海外での教育のギャップがある訳ですね。
今回は、帰国子女の受け入れの高校について
通信制高校という選択肢をご紹介して行きますね。
■国語が苦手なんだけど…
大丈夫
帰国子女なら当然だと思います。
アメリカ人が、ずっと日本にいて
英語が苦手なんだけど
っていうのと同じですよね。
要は、日本語が母国語、英語が母国語
など母国語と他の言語の違いで一番理解が難しいのは
“ニュアンス”
なんですね。
日本だったら
例
友達➡ ラーメン食べに行こう
私 ➡ (本当はサイゼリア行きたい➡)イタリアンとかは?
友達➡ それもいいね。今日はイタリアンにしよう
というように
自分の言いたい事を直接言わず(相手と真っ向から意見がぶつかるので)
相手に投げかけてみる事を日本人はけっこうやったりします。
逆にアメリカ人とかはそうではないと思います。
この文化の違いが、より言語理解を難しくしている要因ですね。
通信制高校では、基本的に全体授業ではないので
こういった細かいニュアンスや文化、相手の心情なんかも
細かく教えてもらいやすいですね。
■友達できるかな…
全日制の高校に受け入れをしてもらった場合
もう他の皆は友達ですよね。
でも、自分は転校生扱い
これってけっこうなストレスなんですね
特に子どもにとっては大きな事
通信制高校ではどうか?
というと
通信制高校はもともと転入学(他の高校から移ってくる生徒)
が非常に多いため
いつのタイミングで転入しても
自分と同じような境遇の人が必ずいます。
ですから、同じタイミングで
知らない場所
知らない人
という状況で、友達になりやすいという環境が有ります。
必ずと言っていい程
友達は出来ます。笑
■学習スタイルは…
“個別の学習塾のスタイル”
国語が苦手なんですが
でも少しお話しましたが
個別で学ぶ環境があります。
これは基本的に学習になかなかついて行けない子が多いため
という理由が大きかったのですが
最近では、今回の様に帰国子女で通信制
を選択される方も増えているので
逆にこの個別スタイルが強みとなっていますね。
分からないところを丁寧に
このスタイルだからこそ
安心して学習に取り組む事が出来る人が多いみたいですね。
■単位って振替できるのかな…
帰国子女の方が悩まれるのが
この単位の振替
通信制高校
可能です!!
しっかりと海外の学校側から
成績表を持って来てもらえれば
日本での科目に置き換えて
単位を振替していきます。
海外の中学や高校は日本と少し
形態も違うので、心配だとおもいます。
もし、迷っているなら
一度学校相談会がどこの通信制高校でも実施されているので
そこで相談してもらうのが一番早いです。
無理という事は基本的にないと思うので
一度相談会へ行ってみてください。
■通信って進学に不利じゃないの…
進学に不利になりません。
通信だからという理由で今は物事を判断する事は
ありません。
就職に関しても同じですが
自分が何を目的にして
何を高校時代に学んで来たか
これが大事ですね。
要は、能動的に
自分が活動することで
どのような結果、達成感
を経験したか?
これが何よりも重要視されます。
少し前の記事で
中学受験について書きました。
この中でも少し触れていますが
進学、特にこれからの大学入試については
どこの学校?
なんかよりも
上記で述べたこれまでの活動や結果
自分で考えて行動した事
これらが非常に重要になってきます。
大きく入試が変わる2020年には
これがより顕著に現れると思います。
ですから、この学校だから不利という判断ではなく
て大丈夫です。
■まとめ
今回は、通信制高校において
帰国子女の方のメリットを主に伝えてきました。
日本の教育環境は
あまり柔軟ではないため
帰国子女の方には少し窮屈だと思いますね。
ですから、すこしでも柔軟性のある
通信制高校の考え方と利用の仕方を知ってもらえれば
と思います。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
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