前回の記事で英語教育の必修化をあつかったので、
今回はそれに先駆けて、面白い教育実践をしている
東京都府中市立第一小学校をご紹介しますね。
公立小学校の面白い取り組みパート2
公立の小学校での英語教育の取り組みは
小学5年生までは各校独自で展開されることが予想
されていることを前回の記事でご紹介しました。
そのような中で
教育実践を既に実践している府中第一小学校の内容をお伝えして行きます。
■府中第一小学校の英語教育実践特徴
1、多読重視、全学年での英語の授業
2、電子黒板を活用、ネイティブの発音を聞く
3、家庭との連携強化、各家庭でe-book導入
■1について具体的な内容
●多読用のリーダーや絵本を購入
実際に使っているもの
・「oxford big feet」 最新のデジタル教材
https://youtu.be/ntWOdWOxYPo
※「early english」 最新のデジタル教材も使用
・多読用の絵本
・シャドーウィング用(聞いた言葉をすぐに復唱する学習法)のオリジナルスピーカーなど
オリジナルスピーカーが見当たらなかったので、実際の教材として一つ紹介。
例:映画を見ながら、センテンスを復唱していくことで、学習していける教材
オリジナルスピーカーを使用する事で、教育効果を伸ばしていると思います。
シャドーイング自体は非常に有効ですので、ぜひお試しあれ。
まずは使っているあるいは、イメージ画像をつけてご紹介しました。
ではこれらの教材を使って、どのように授業を展開されているのか?
実際にはこの使い方なども含めて相当の時間模擬授業に使用した上で
教育実践に移っています。
ネイティブのティーチングトレーナーから
実際に多読してみたり、シャドーイングをしてみたりして
指導を仰ぎます。
さらに一人5回程は、模擬授業を実施
一から指導案も作成している。
■2についての具体的内容
・絵本のようなめくれる物で、実際に音声が出る
・教員の「what’s this?」という問いかけに子ども達が答える
・1、2年生はゲームや歌を取り入れて体感➡見た物と英語をつなげる
・3、4年生は教員と関わりながら絵本を読む
・一人一台のCDプレーヤを使用して、音を聞きながら読むシャドーイングを実施
・5、6年生からはALTが着きます。
■3についての具体的な内容
・e-bookを家庭でもつなぐ事が出来、親子で英語を楽しんでもらうため。
以上が主な特徴としてあげられています。
小学校の英語の必修化は実は先に5、6年生が設置されていました。
それが、より低年齢化して来ており
普通の教材等もより分かり安い物を意識して取り上げてます。
そのためまだ日本であまり馴染みの無い「Early English」などの教材を利用。
このような教材を使用し、読み、書く、シャドーイングなどを実施
さらに絵本等から学んだ表現などを実際のコミュニケーションに使用する
このような取り組みを行っています。
■まとめ
実際に英語の授業で行っている事をお伝えしました。
重要視しているのは
“多読多聴”を意識している。
より英語でのコミュニケーション力をあげる事を目的とした
実践であると感じる。
英語でのコミュニケーションスキルをあげる為に
①日常のコミュニケーション力をあげること
②たくさんの英語を聞き、読み、そしてアウトプット(シャドーイング)
③ ②を意識して徹底的に繰り返す。
これらが非常に重要になってきます。
繰り返し反復することで、学校の授業でも定着する様
格段に結果が出てくるとおもいます。
英語でのコミュニケーション力に重点を置いた授業スタイルですが、
その中に楽しみながらやる仕組み(ゲームや歌)をしっかりと作っています。
英語教育は本当に学校により、様々な物があると思うので
ぜひ、確認等をしてもらえたらと思います。
では今回はこの辺で。
ポチットしてくれるとうれしいです。
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