これだけインターネットが普及し
様々な形での情報発信が可能となり
急速なグローバル化が進んでいる現代
これまでの教育の形とは一風変わった取り組みをしている
学校が日本にも多くあある。
幼稚園、保育所〜大学院に至るまで
様々な教育の形が存在している。
今回からは、これまでと違った形での教育を提供している全国
の学校を紹介して行きますね。
公立だからと言ってなめてはいけない!
私立にも負けないくらいの取り組みをしている学校を紹介しますね。
ではパート1
■東京都多摩市立愛和小学校
特徴
・2014年4月に開校 (近隣の小学校の統合計画で誕生)
・全国に先駆けて全校生徒(182名)にいち早くIpadを導入
・Ipad卒業証書を贈呈:未来の自分へ、先生や同級生そして自分からのメッセージを収録したもの
・一人一台のIpad導入を二年間継続
・プログラミングの授業を総合的な学習の時間に位置づけている
全国に先駆けて、全員一台のIpad導入をしたことで、それを利用した
教科学習が行われている。
その中でも特徴でもあげたが、プログラミング学習を具体的に見てみましょう。
■プログラミング学習とは
・3年生〜6年生の時間で年15時間実施。
・1、2年生は教科外でビジュアルプログラミング言語であるVISCUIT(ビスケット)を利用
このビスケットを利用することで、プログラミングとは?ということをしっかりと学習出来る。
また物事を論理立てて考える力も身に付くと言う。
このビスケット本当にすごいです。
実際にこんな感じです。
どうですか?
これがプログラミングなのか?
と思いますよね。
今まではテキストで、要は文章で前にうしろになど命令を作っていましたが、
これをビジュアル化したもの
それがVISCUITなんですね。
これなら小学生でも出来ますよね。
それも楽しみながら。
愛和小学校では、これをプログラミング学習の中で取り入れています。
■何よりも体験こそが大事
愛和小学校では、何よりも体験を重視
このプログラミング学習では
バーチャルリアリティーの体験として“オキュラス”が来たり
https://youtu.be/d7WVyOjaOV0
さらにペッパーも来校しています。
現代の技術を肌で体験することで
よりリアルに近づいた教育実践を可能にしています。
■教える場所から支援する場所に
教員が話をして
受動的に話を聞くだけの授業スタイルだったこれまでの教育が
ICTを導入することで
自分から能動的に学ぶ場へと少しずつ変化して行っている。
その変化の中で、教員の立場もこれまでの教えるという対場から
支援をするファシリテーターの役割へと変わって来ている。
プログラミング学習を通じて、
自分の頭で考えて、それを形にしていくことで
達成感やおもしろみを感じる生徒が多い。
実際に課題にぶつかっても
それをどうやって乗り越えるのか?
自分たちで課題を解決していくことも
これらのICTを活用することで見えてくる
教育の新しい形が出来ています。
■発達障害児童へのサポート的役割も!?
ICTを導入する事で、なかなか文章だけでは理解しにくい
発達障害児童への支援にも繋がったと話す。
様々な授業でビジュアルを使用することで
視覚的に理解する事の方がしやすい
発達障害児童にとって、理解を助ける道具となっている。
実際に言葉で示しても出来ない事が多いが
それが目に見えると、取り組む事が出来る。
そして、そこに興味を引く要素がIpadにはあるため
楽しんで積極的に授業への参加が可能である。
これは一つの可能性として、今後も検証して改善をしながら取り組まれて行くだろう。
いかがでしたか?
公立の学校ですよ。
ICTの教育現場への導入はまだまだ浅い。
その使い方も学校によってバラバラです。
ですから、本当に教育の質を見て行く事がこれから
教育を受ける側としては重要だと思います。
単に何も考えずに、学校に通わせるのではなく。
具体的な取り組みにもっと目を向け、選択していくという
社会がもうそこまで来ていると思っています。
では、今回はこの辺で。
ポチットしてくれるとうれしいです。