前回の記事の続きになります。
前回の記事を読まれていない方はこちらをご覧ください。
では、前回お話出来なかった学業支援と発達障害支援について
■学業支援
不登校支援センターで行っているのは
様々な復学に対する不安(学習の不安など)を興味・関心に変える事
を意識しています。
勉強の遅れを取り戻したい
躓いてしまった箇所からやり直したい
こうのようなお子さんの期待に応える支援を実施しています。
また、他にも学習週間をつけたいがどうしたら良いのか?
といった相談にも対応してくれます。
では、その学業支援の特徴についてお話していきます。
●基本:日程は週に2日実施 (月8回)
●人数:講師1名につき最大生徒数6名
●費用 25920円/月 (3,240円/回)
●対象者:センターに通われているお子さん
①センターでの学業支援で重視しているのは
学業の遅れを取り戻す事
そのため進学、受験の目的での指導は実施していない。
担当カウンセラーが一貫して指導をしてくれます。
そのため子ども安心した環境で学習に取り組む事が出来ます。
②お子さんの状態を把握した上で、計画的に学習を進めています。
講師経験者でプログラムを形成
お子さんの心理状態また理解度をしっかりと把握した上での計画を立てて行きます。
そのため、子ども自身も出来ないという劣等感をもったり
自信を失い、自己肯定感を低めてしまうことはありません。
③具体的なアプローチ方法
センターで用意されている学力診断テストを実施(各教材別で用意)
その上でお子さんの学力を測ります。
一人一人に応じた学習支援を実施していきます。
例:中学3年生の子が中学1年生の数学で躓いていたら
その部分からやり直しをしていきます。
④受付方法
各センターの担当カウンセラーにご相談をお願いします。
■発達障害支援
センターでは、自分の子育てが間違っていたのではないか?
と自分を攻めておられる保護者の方の悩みを一緒に解決してくれるノウハウと
相談者がいます。
自分を責めるのではなく、まず相談してみてください。
①センターで対象となるクライアント
・冗談が通じない、クラスの友達を上手くコミュニケーションを取れない子
・物事の優先順位を決められず、見通しを持った行動をとることが難しい子
※一般的にアスペルガー症候群と呼ばれるタイプ
・社会のルールに沿った行動が難しく、また行動の切り替えが出来にくい。
※一般的に注意欠陥多動性障害(ADHDとよばれるタイプ)
・言葉でのやり取りに問題は見られないが、興味関心へのこだわりが強く
コミュニケーションをとりづらい
・表情の読み取りに困難さがみられ、周りの人が何故怒っているのか理解出来ない
・集中力を維持するのが難しく、落ち着きが無く、よく動き回る
・文法や意味の理解、繰り上がりや繰り下がりなどの計算など文字の読み書きや計算に困難を示す
※一般的に学習障害(LD)と呼ばれるタイプ
・気持ちのコントロールが上手く出来ない
※一般的に高機能自閉症とよばれるタイプ
こういった子ども達を対象に支援しています。
では具体的なアプローチ方法とは
・お子様の自立に向けたアプローチ
※障害診断ではなく、これまでの研究事例や実際例をもとに、自立に向けて一人一人に
アプローチを実施
・知識面向上アプローチと実践力向上アプローチ
知識面➡ワークシート等の教材を使用
実践力➡実際に外界の刺激に触れる
例
・自他の心情理解
・計画性や実行性、社会的マナーの向上、習得
・文字や数字、図形への興味関心を促す
・リズム感や体の動かし方の体得
・全15回のプログラム
この回数の中からお子さんの状態を見極めて回数等プログラムを構成
・保護者の方と支援方法の共有
一回のセッション 100分
実際の不登校の臨床例から、自立の見通しをもった計画を共有します。
費用:1回 100分 15,750円 一回 50分 7,875円
・幼児期から青年期までをしっかりと支援していきます
・心理検査(エゴグラムやACSなど)を用い、より客観的にお子さんの状態を把握します
このように不登校支援センターだからこそ展開出来るサービスが実際に行われています。
少し高額ですが、実際の臨床例からここまで手厚くサポートしてくれる機関はおそらく
いまはここだけでしょう。
相談は無料ですので、一度相談に行ってみてセンターの中身をじっくりと
検討してみてはいかがでしょうか?
ポチットしてくれるとうれしいです。